私の教育に対する信条は、「親切で正直」そして世の中のためになる人間を育てるということで、ごく当たり前なことです。しかし、この事はいつ如何なる時代にも変わらぬ真に価値あるものと確信してます。
愛国学園は、創立以来、この考えに基づいて、豊かな知識と技術を身につけた社会人、あるいは、美しい情操と強い奉仕の心をもった家庭人の育成に努めてまいりました。
校章のなでしこは、賢くしとやかな女性にたとえられるほど日本人に親しまれてきた花であります。この花のように慎み深い女性になっていただきたいという願いが込められています。
学園生活の中で、できるだけ多くの感動を体験し、豊かな人間性と幅広い視野を培ってもらいたいと思います。皆さんの実りある青春を心から願っています。